DNSの名前解決問題
2016年3月15日
ここで紹介しているのは関西*BSDユーザ会の2016年第1回研究会で発表した「DNSの名前解決エラー(現在進行中)」の、その後をまとめたものです。根本的な原因は不明なものの、暫定的な回避方法を得ることまではできています。
他所で同様な問題が起きたり、解決したりしていないかを期待した、技術情報というよりは技術報告という位置付けの内容です。
追記
2016年4月4日
その後に株式会社日本レジストリサービスの森下 泰宏氏から2014年1月にJANOGのJANOG33ミーティングでの発表と同じ事象ではないかと、ご指摘をいただきました。
この発表は「DNS運用、その時どうする?」でプレゼンテーションをご覧いただくとわかりますが、「権威DNSサーバの デュアルスタック化による BIND 9のキャッシュDNSサーバに 発生する問題について」とタイトルを変更しています。併せて、議論のログにも興味深い内容があります。
問題が発生するドメインのネームサーバーを設定や運用をする側であれば有効な対処は可能ですが、そのドメインをキャッシュサーバーで参照する側では可能な対応は限られるようです。
最後に、ご指摘をいただいた森下 泰宏氏に、たいへん感謝します。